「博士、クラゲとヒトを合わせたら何になりますか?」
「それは君になる」
「ええっ、じゃあ僕はヒトではないのですか、まあ完全なるクラゲでもないということですが」
「ごめんな、君の母さんはそれでいいと言っていたんでな」
「母さんは父さんと話し合いましたか、その合わせることについて、そしてその未来に起こりうることについて」
「した、したと聞いた」
「ならよかった」

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